子宮体がん
カテゴリ: 婦人科ICD-10: C54
概要
子宮体がん(子宮内膜がん)は子宮体部の内膜から発生する悪性腫瘍です。エストロゲンへの長期暴露、肥満、糖尿病がリスク因子です。閉経後の女性に多く発生します。
症状
不正性器出血(特に閉経後出血)が最も多い症状です。進行すると下腹部痛や帯下の異常が現れます。
診断
経腟超音波検査で子宮内膜の肥厚を確認し、子宮内膜組織診で確定診断します。MRIで筋層浸潤の深さを評価します。
治療法
手術(子宮全摘出術・両側付属器切除術)が基本です。進行例ではリンパ節郭清を追加し、術後に化学療法や放射線療法を行います。ホルモン療法は若年の妊孕性温存例で選択されます。
最新の研究・アプローチ
MSI-H/dMMR子宮体がんに対する免疫チェックポイント阻害薬(レンバチニブ+ペムブロリズマブ)が承認され、分子プロファイルに基づく個別化治療が進んでいます。
出典・参考文献
国立がん研究センター がん情報サービス
日本婦人科腫瘍学会 子宮体がん治療ガイドライン
日本婦人科腫瘍学会 子宮体がん治療ガイドライン